(盗人の昼寝も当てがある)
何事をするにもそれなりの思惑があるということ、何の理由もなさそうな盗人の昼寝も実は彼らの就業時間である暗い夜に備えてのことであるということから。
これは、まさしく生活者行動を見る時の基本ですね。生活者がある行動をした時、それは「なぜ?」行われたのか、行動の背景を探ることが大切です。その背景(=当て)の中に、新商品やビジネスモデルのヒントが潜んでいるからです。
T・レビットの『マーケティング発想法』の中に「昨年、4分の1インチ・ドリルが100万個売れたが、これは人びとが4分の1インチ・ドリルを欲したからでなく、4分の1インチの穴を欲したからである」「製品とは何か=レブロンは夢を売る」など、人が買うのはモノではなく、ベネフィット(=当て)だという視点は「盗人の昼寝」そのものですね。
「当て」=めあて、目的
「ベネフィット」=利益、恩恵、
どうやら、表現としては目的と結果の違いです。人は意思を持って行動していると考えれば、結果的にと言うより、自覚の差はあれ目的を持ってという「当て」が正しい。これからは「ベネフィット」というより、「当て」、「生活者行動の当ては・・・」なんて言ってみよう。
生活者は当てが外れた商品には2度と手を出さない
何事をするにもそれなりの思惑があるということ、何の理由もなさそうな盗人の昼寝も実は彼らの就業時間である暗い夜に備えてのことであるということから。
これは、まさしく生活者行動を見る時の基本ですね。生活者がある行動をした時、それは「なぜ?」行われたのか、行動の背景を探ることが大切です。その背景(=当て)の中に、新商品やビジネスモデルのヒントが潜んでいるからです。
T・レビットの『マーケティング発想法』の中に「昨年、4分の1インチ・ドリルが100万個売れたが、これは人びとが4分の1インチ・ドリルを欲したからでなく、4分の1インチの穴を欲したからである」「製品とは何か=レブロンは夢を売る」など、人が買うのはモノではなく、ベネフィット(=当て)だという視点は「盗人の昼寝」そのものですね。
「当て」=めあて、目的
「ベネフィット」=利益、恩恵、
どうやら、表現としては目的と結果の違いです。人は意思を持って行動していると考えれば、結果的にと言うより、自覚の差はあれ目的を持ってという「当て」が正しい。これからは「ベネフィット」というより、「当て」、「生活者行動の当ては・・・」なんて言ってみよう。
生活者は当てが外れた商品には2度と手を出さない
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by ito_ichiro
| 2004-07-09 05:55
| 発想のヒント